フリーランス翻訳者を目指す世迷言

2017年2月にフリーランス翻訳家になる。海外移住を目指しているが、さて。。。

ブログ名を変更しました

2月にフリーランス翻訳者として、サイトに登録したり、翻訳会社と契約したりしましたが、世の中は厳しく、2ケ月で2件という実績。それもものすごい低い単価からスタートするしかなかったので、かなりボロボロになりました。

失業保険がまだもらえる状況だったのですが、あまりに先行き不安がつのり、面接で気にいられた会社に4月半ばから勤務することになりました。

でも、今までのIT業界とは全く異なる業界だし、職務もマーケティングではなく、もっと泥くさい仕事です。

しかし、仕事の大半はアメリカの様々な規定を読み込む仕事なので、翻訳者としてのキャリアにはプラスになるかも、と思っています。

最初の一週間は、とにかく目につく単語のGlossaryをまとめる作業でしたからね。

まあ、翻訳家として仕事をするのであれば、自分なりのGlossaryを作るのは常識かもしれないのですが、意外に部分的にしか作らない人も多いようですね。

さて、ここで思い出したのが、その実績で手掛けた日本語→英語のプロジェクト。

いわゆるグルメサイトの翻訳だったのですが、日本は様々な料理が居酒屋でも食べられるし、オリジナリティを出そうと変な名前になっていたり、普段、私が食べない分野の単語はそもそもどんな料理から調べるということからしました。そのため、IT業界の翻訳の三倍、つまり単価的には1/3という悲しい結果になりました。締め切りがかなり厳しいプロジェクトだったので、1日に12時間以上、翻訳していた日もありました。

その時に参考にしたのは、このサイト

訪日外国人向け 日本の料理紹介サイト | Oksfood

しかし、翻訳の手配会社でチェックをする人間が、メニューのどこまでが固有名詞かわかっていないというのが後日わかってびっくりしました。現在あるサイトが原稿になっている部分もかなりあったので、私はそこまで検索しましたもの。

あの会社から次に依頼が来てもきっぱりお断りすることになるだろうな。